
今月のにゃん子ん家通信は、初めて子猫をお迎えする前に知っておきたいことをまとめました。
(1)グッズ、(2)ワクチン・避妊去勢、(3)お手入れの3つにわけてご案内します。
1.お迎え前に必要なもの
トイレ
食器・お水・ごはん
ケージ
爪とぎ・おもちゃ
毛布・ベッド
キャリーバッグ
トイレ
猫ちゃんのトイレの形状には色々な種類があります。体の大きさや好みに合わせて猫ちゃんに合ったものを選びましょう。
子猫にはケージの中に入る小さめサイズがあると便利です。
▽トイレについてはこちらも合わせてご覧ください
食器・ごはん・お水
食器
食器は猫ちゃんの体格に合わせてある程度高さのあるものがオススメ。食べる時に頭がまっすぐになるくらいの高さが目安です。
ただし、座って食べるのが好きな子もいるので猫ちゃんの好みに合わせて選んであげてください。
お水
お水をいれる容器はメモリが書いてあったり、飲んだ量が把握できるタイプのものがオススメ。
お水の飲み過ぎ・飲まなさすぎは何かしらの疾患に繋がる可能性もあるので、飲水量をチェックするようにしましょう。
猫ちゃんには「軟水」を与えるようにしてください。日本のほとんどの地域が軟水なので水道水で大丈夫です。
ミネラルウォータは取水地によって硬水の場合もあるので注意が必要です。
▽水分補給についてはこちらも合わせてご覧ください
ごはん
ごはんは「総合栄養食」と記載のある商品の中から、「子猫用」と書かれているものを選んでください。
乳歯が生えそろうまで(生後3〜4ヶ月)はドライフードをふやかして与えましょう。
もし食いつきが良くない時は、ネコ用のふりかけやおやつを混ぜてみたり、ウェットフードを与えてみてください。
ケージ
子猫にはケージを用意してあげることをオススメします。
いきなり部屋に放して自由に動き回れると、怪我や誤飲、色々なところで排泄してしまう可能性もあります。
ケージの中にトイレを設置することで、トイレのしつけにも役立ちます。
選ぶポイント
・上下運動ができる高さのあるものが◎
・ドアロックがあると脱走防止に◎
爪とぎ・おもちゃ
爪とぎやおもちゃには色々なタイプがあります。いろいろ試して猫ちゃんの気にいる物を見つけてみましょう。
なお、パーツが細かいおもちゃは誤飲の危険性があるので注意が必要です。
毛布・ベッド
猫ちゃんが安心してくつろげる場所として毛布やベッドなどを用意してあげると◎
こちらも色々なタイプがあるので、いろいろ試してみてください。
キャリーバッグ
動物病院など猫ちゃんの移動の際には必須です!安全性の高い丈夫な物を選びましょう。
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初めて猫を迎える場合、何を買ったら良いか悩むこともあると思います。
そんな時には、にゃん子ん家スタッフまでご相談ください。
2.ワクチン・避妊去勢について
ワクチン
猫ちゃんには基本的に「3種混合ワクチン」と「5種混合ワクチン」があります。
生後8週齢(2ヶ月頃)に1回目のワクチン接種、その4週間後に2回目のワクチン接種、それ以降は年に1回の接種が推奨されています。
混合ワクチン
- 猫ウイルス性鼻気管炎
- 猫カリシウイルス感染症
- 猫汎白血球減少症
- 猫白血病ウイルス感染症
- 猫クラミジア感染症
1〜3:3種混合ワクチン、1〜5:5種混合ワクチン
ワクチンには上記の病気を防ぐ役割があります。室内外の猫は3種混合ワクチンで十分です。
にゃん子ん家をご利用の際は、必須ではありませんが年1回の摂取をお願いしております。
他の猫ちゃんの利用もありますので、ワクチン摂取をしていない場合に万が一感染症などにかかった場合は自己責任となります。
その点ご了承いただければにゃん子ん家のご利用は可能です。
避妊・去勢
交配する予定がないのであれば、生後6ヶ月ごろ(初めての発情期を迎える前)に手術をすることが推奨されています。
女の子の場合、避妊手術することで乳腺腫瘍や子宮蓄膿症など命に関わる病気を予防することができます。
生後6ヶ月までの手術で約90%、生後7〜12ヶ月で約85%の確率で発症率が低下すると報告されています。
1〜2歳になると約10%、それ以降は0%と予防効果が大幅に落ちるので、手術をするのであればできるだけ早めに行うことをお勧めします。
オス猫には決まった発情期はなく、発情期のメス猫に刺激されて初めて発情します。
男の子の場合、去勢することで生殖器にかかわる病気の予防や発情期のストレス、脱走、マーキング行動などの減少等、様々な効果が期待できます。
手術をすると穏やかで甘えん坊さんな性格になることも多くあります。
にゃん子ん家のキャットホテルをご利用の場合には、ワクチンを2回打っていることと、生後6ヶ月以上の猫ちゃんは避妊去勢手術を行っていることが必須です。
3.子猫のうちからするべきお手入れ
爪切り
猫ちゃんの爪は放っておくと肉球に刺さるほど伸び続けてしまいます。爪切りは定期的に行いましょう。
ブラッシング
長毛種の猫ちゃんや短・中毛種でも毛量の多い子は特にブラッシングは必須です。
最初は全身(特に内側)を触られることに慣れてもらいましょう。
歯磨き
人間と同じように猫ちゃんにとっても歯は命!元気に長生きするためには歯をきれいに保つことも大切です。
ご予約・お問い合わせはお電話にて受け付けております。
※グルーミング中や猫ちゃん対応中の際には電話にでられないこともございます。電話が繋がらない場合には恐れ入りますが、時間をあけておかけ直しください。