
今月のにゃん子ん家通信は、短毛の猫ちゃんのもつれについて。
毛が短くても、抜け毛などでもつれてしまうことがあります。特に換毛期は念入りにブラッシングをしてあげましょう!
もつれができる原因
✔ 猫ちゃん自身のグルーミング不足
猫ちゃん自身のグルーミングで届きにくい場所、シニアの猫ちゃんや病気などでグルーミングが不十分になることで毛玉の原因に…
✔ 抜け毛の処理不足
猫ちゃんには換毛期が年に2回あり、季節の変わり目になると大量の毛が抜けます。抜け毛の処理をしてあげないと、体に絡まってもつれや毛玉の原因に…
✔ 皮脂汚れ
猫ちゃんの皮脂は汚れを吸着しやすく、汚れが毛に付着するともつれや毛玉の原因に…
放置してもつれが悪化すると、フェルト状になることもあるので注意しましょう!

もつれによる健康面での影響
✔ 皮膚炎
通気性が悪くなり、フケや痒み、炎症が起きてしまいます。
✔ 毛球症
毛繕いの際に飲み込んだ毛が消化器官の中で毛玉になり、食欲不振、嘔吐、下痢等を引き起こします。酷い場合、腸閉塞になってしまうこともあるので要注意です!
またもつれで毛が引っ張られることにより、痛みや不快感を感じてストレスの原因になります。
悪化すると皮膚が裂けてしまうこともあるので、そうなる前に対策するようにしましょう!
抜け毛が多い猫ちゃんの種類
ダブルコートと呼ばれる毛が二層構造になっている猫ちゃんは、抜け毛が多いといわれています。
ダブルコートという名称から長毛種と思われがちですが、毛の構造上の名称なので短毛・長毛は関係ありません
- アメリカンショートヘア
- スコティッシュフォールド
- マンチカン
- エキゾチックショートヘア
- ミヌエット etc.
もつれや毛玉の対策
猫ちゃん自身のグルーミングだけでは、取り除けない抜け毛もあります。
日常のブラッシングだけでなく、換毛期は特に念入りにブラッシングをしてあげることが大切です。
ブラッシングで毛玉予防はもちろん、血行促進や皮膚病予防、猫ちゃんとのスキンシップで仲を深めることができますよ♪

にゃん子ん家ではオプションのみでのご予約も受け付けております。
既にもつれが出来てしまった猫ちゃんに「もつれ取り」や、お家でのお手入れが難しい方は抜け毛を専用のナイフで取り除く「レーキング」がオススメです!
また店舗ではグルーミング用品も販売しております。
ブラシ選びをはじめブラッシングのコツなど、分からないことがございましたらお気軽にご相談くださいね♪

ご予約・お問い合わせはお電話にて受け付けております。
※グルーミング中や猫ちゃん対応中の際には電話にでられないこともございます。電話が繋がらない場合には恐れ入りますが、時間をあけておかけ直しください。