今月のにゃん子ん家通信は、『猫ちゃんの健康診断』についてです。
人間と同じように定期的な検査を受けることで、病気や怪我の早期発見&予防に繋がります。
健康診断の内容から流れまで、詳しく解説しておりますのでぜひご一読ください。
猫ちゃんの健康診断について
病気の早期発見や予防のために受けておきたい猫ちゃんの健康診断。
猫ちゃんは弱みを隠そうとする性質にあるので、異変に近づいた時には病気がかなり進行していることがあるのです。
早期発見・早期治療のために動物病院での定期的な検診が必要です!
どれくらいの周期で受ければいいの?
健康な成猫のうちは年1回、シニアになってから(7,8歳頃)は半年に1回が理想です。
→健康上の問題がある場合は別途病院へ
特にシニアになると以下のような加齢とともに注意しないといけない病気が増えてきます。
・腎臓病
・甲状腺機能亢進症
・関節炎
・下部尿路疾患 など
獣医さんに相談の上、年齢や状況に応じて内容や回数を変えましょう!
健康診断の内容は?
<基本的な項目>
・身体検査
・尿検査
・便検査
・血液検査 など
<オプション項目>
・腹部エコー検査
・心臓検査
・レントゲン検査 など
★腹部エコーは臓器の内部を確認できるため、オプションでつけるのがおすすめです★
費用は病院や検査内容で変わりますが、基本的な項目で5,000円〜15,000円ほどで受診できます。
当日までの準備や注意点は?
・移動の際は必ずキャリーバッグに入れて。
(暴れる猫ちゃんは洗濯ネットに入れてからキャリーケースを使うと◎)
・当日の夜〜当日の朝は絶食。
→エコーや血液検査に影響が出てしまうため
・尿や便など検査項目によって、必要な場合は可能であれば当日に採取する。
・猫ちゃんについてきになるところがあればメモしておき、
獣医さんに聞けるようにしておきましょう。
健康診断を受ける時の流れは?
<予約>
予約が必要な病院が多いので、前日までに申し込みをします。
↓
<来院>
持参した尿や便を預けます。
問診の際に気になることがあれば、獣医さんに相談しましょう。
↓
<検査>
所要時間は30〜1時間ほど。
検査項目により数時間かかる場合は、午前に預けて午後にお迎えになることが多いです。
↓
<結果報告>
その場で聞くことができる項目と、結果が後日になるものがあります。
日頃からできること
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普段からこまめに触れ合ったりケアを行って、体の異変に気付けるようにする。
(過去のにゃん通にケアのお話が載っています) -
猫ちゃんの保険加入
→猫ちゃんの医療費は全額負担になるので、十分な貯金がある場合を除き、もしもに備えて保険に加入するのがおすすめです。 - ご飯や飲水量、うんちやおしっこの状態を把握しておく。
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定期的に体重測定をする。
→急激な増減(1ヶ月で体重の10%)は病気のサインの可能性があります。
日頃から猫ちゃんの変化を見逃さないようにすることが大切です。
ケアの仕方や猫ちゃんについてのご質問がございましたら、お気軽にご相談ください♪
ご予約・お問い合わせはお電話にて受け付けております。
※グルーミング中や猫ちゃん対応中の際には電話にでられないこともございます。電話が繋がらない場合には恐れ入りますが、時間をあけておかけ直しください。