実は知らない?猫ちゃんと日本人の歴史について。
ねこちゃんがいつどこからやって来て、共に暮らすようになったのか?
今月のにゃん通で一緒に学んでいきましょう♬
猫ちゃんの歴史
今ではすっかり身近な存在ですが、猫ちゃんが日本に来たのはずっと昔のことです。
猫ちゃんとの歴史を知って、猫愛をさらに深めましょう。
働き者&恐れの対象に…
中世の猫は、いわば”働き者”。
鎌倉・室町時代、ねずみから穀物や着物を守っていました。
「猫又」のような、妖怪・化け猫の伝承が生まれたのもこの頃。夜行性、目が光る等の得体の知れない要素が重なって、怖さを感じる存在にもなっていきました。
ねずみハンター&貴族のペットに
奈良時代に中国から船に乗って日本へ。(最近の研究では、それよりも前の弥生時代からいる説も有力)
最初の役割は、ねずみから着物を守ることでした!
平安時代になると、貴族の間で猫ブームが発生。貴重な輸入品である猫を飼うこと自体が、教養や優雅さの象徴でした。
日本最古の猫日記として有名な宇多天皇の日記『寛平御記』には、黒猫を可愛がる様子が書かれています。
「招き猫」の誕生&浮世絵の人気題材に!
江戸時代になると、猫は庶民の間で大人気。
浮世絵や看板猫として、暮らしに溶け込んでいきます。
そして江戸時代後期〜明治時代のあたりで、商売繁盛の象徴に。守り神としても親しまれるようになり、庶民の間でもねずみ駆除のために猫を飼う習慣が広まっていきました。
見て楽しむ文化の広まり
明治・大正期、文明開花によって写真や印刷文化が広まり、猫は「見て楽しむ存在」になっていきました。
猫は妖怪や怪談の世界だけでなく、本や絵本の中にも登場するようになります。カメラの誕生と普及により、被写体として楽しまれる存在にもなっていきました。
一方で、暮らしの中では猫はまだ外と中を行き来しながら、ねずみ捕り等の役目とペットとしての側面を併せ持っていました。
✏メモ 代表的な猫好きの文豪たち
- 夏目漱石…猫視点で人間を観察する『吾輩は猫である』が有名
- 谷崎潤一郎…猫を美の対象として愛て、その姿の美しさや手触りを丁寧に描く
- 大佛次郎…生涯で飼った猫の数は数百匹。猫と共に生き、猫に選ばれた作家
役に立つ存在から、共に暮らす存在へ
昭和に入ると、猫は少しずつ家の中で人と暮らす存在になっていきます。ねずみ捕りという役目を持ちながらも、家族に親しまれる存在でした。
戦後、暮らしが落ち着くにつれて、猫は「役に立つ存在」から「共に暮らす存在」へと変わっていきます。
都市化や住宅事情の変化、衛星や安全への意識の高まりによって、室内飼いが一般的になっていきました。
こうして猫との距離は、時代と共に少しずつ縮まっていったのです。
一緒に過ごす時間が増えるほど、お手入れや日々のお世話も大切になっていきます。
これまでのにゃん子ん家通信でも猫ちゃんのお手入れや豆知識についてたくさん紹介していますので、ぜひ併せてご覧ください。
わからないことや聞きたいことがあれば、店頭でも気軽にご相談くださいませ!

ご予約・お問い合わせはお電話にて受け付けております。
※グルーミング中や猫ちゃん対応中の際には電話にでられないこともございます。電話が繋がらない場合には恐れ入りますが、時間をあけておかけ直しください。